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創立者ドン・ボスコは、キリストの教えた人生観や人間観に基づき、教育の場で児童の心に愛情、知性、正しい良心をはぐくみ育てる予防教育法(Sistema
Preventivo 伊語 −System Preventive)という独自の教育方法を打ち出した。
Systemは、お互いによく結束し合った実体の結合である。
Preventiveは、前もっての、予防の、予測の、先見性のを意味する。
私たち人間の体には、多くのSystemがある。神経組織があり、消化器官、その他の組織がある。
これらの組織は、一緒になって一定の作用をする。もし、全ての組織がよく作用するなら、私たちの身体の組織はよく機能する。教育方法は、いくつかの要素の総合である。これらの要素は、道理、宗教、慈愛だといわれる。でも、これが全部ではない。その外にたくさんの要素がお互いによく結び合っている。
耳を傾ける能力、皆の人に公平な愛、人を大切にしながら活気づける能力、協力、大いなるものに手を合わせ祈る等々。
「天の父の慈愛を体験(悟り)し、同じ愛の心を人々と共に育み、関わりの中で互いに真の人間となる。」こと
ドン・ボスコ曰く
「予防教育法は、すべて聖パウロの次の言葉に基づいている。『愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。……』」と。
予防教育法は、私たちの良識と行動の基準となり、生活のあらゆる関わりと生活様式に浸透するべき精神である。 |