宗教朝礼 10月15日

おはようございます。

 

 後期が始まって一週間。体育祭、研修旅行と、あっという間に今月も終わってしまいそうなあわただしさの中、いま、メモリアルルームでは昼休みに「ロザリオの祈り」が行われています。この祈りは、10月のあいだ、世界中のカトリック信者たちによって、日々絶え間なく続けられているお祈りです。

 

私は今図書室の係なので、ロザリオの祈りにはいけないのですが、一人でちょこちょこお祈りをします。そんな時よく、これまでに出会ったたくさんのフィリピンの子ども達とシスターたちのことが心に浮かんできます。みんな元気に大きくなれているだろうか、無事だろうか。そんな私に、先日フィリピンネグロス島のシスターからメールが届きました。

「あなたがとても元気がないと聞きました。よかったら10月のマスカラフェステバルに

来ませんか?あなたはフィリピンにくれば、すぐ元気になると私たちは話しています。そしていつも祈っています」

その1週間後くらいに、マスカラフェスティバルの小さな仮面

とロザリオとカードがエアメールで届きました。

マスカラフェスティバルというのは、ネグロス島のバコロドで毎年行われている華やか

な仮面のお祭りです。1980年ネグロス島がどん底まで貧しくなり、「飢餓の島」と呼ばれ始めたころ、地元の人たち自らが「泣き顔は笑顔で隠してしまおう」とスローガンを掲げ、笑顔のお面を作ってかぶり、パレードをしたことが始まりでした。シスターからの小さなプレゼントには、そんなマスカラフェスティバルのストーリーを思いだしてね、という温かいメッセージと、10月のロザリオの祈りも一緒にしましょうね、という思いがこめられているのがすぐにわかりました。そして誰かにお祈りしてもらえるというのは、誰かに支えられ応援してもらっている感じによく似ているような気がして、心強く思いました。

ロザリオの祈りでは、自分のためだけでなく、世界のどこかで苦しんでいる誰かに思いをはせ、その人のために祈ることができます。お祈りをすることで、世界中の人とつながることができ、希望を分かち合うことができる、そんな時間でもあるのかもしれません。私たちが誰かのために祈るのと同じように、この世界のどこかで、日々私たちのために祈ってくれている人たちが、間違いなくたくさんいるからです。

どうしても外せない用事があるというわけではないのなら、放送を聞いている全校生徒のみなさん、ぜひ今月のロザリオの祈りに足を運んでください。

では立って主の祈りを唱えましょう。祈りの姿勢を取り目を閉じてください。世界中のひとからあなたへ、祈りの大きな力がそそがれるのを感じられますように。