ミドル8年生の高田愛弓さん、2年連続で「文部科学大臣賞」を受賞!②


   読売新聞社主催「第65回全国小・中学校作文コンクール」中学生の部において、M8Aの高田愛弓さんが最高賞である「文部科学大臣賞」を受賞しました。昨年に続く2年連続の「文部科学大臣賞」受賞は、65回の歴史を誇るコンクールにおいて二人目の快挙です。
 受賞作のタイトルは「夢の跡」。家族にまつわる出来事について、その状況や自らの想いを原稿用紙78枚に及ぶ大作にまとめました。その作品に、選考委員の一人であるノンフィクション作家の梯 久美子先生からは「衝撃的な書き出しから読み手を引き込み、80枚近い長編を一気に読ませる筆力に圧倒された。事実を伝えたいという強い思いが生んだ、類いまれな秀作である。抑制の利いた的確な文章は、作者がこれまで培ってきた観察力と、ものごとを考え抜く力のたまものであろう」という最大級の賛辞をいただきました。
 去る125日には高円宮妃久子殿下をお迎えしての中央表彰式が東京都内で行われました。久子妃殿下からは「書こうとする対象から一歩引くことで冷静さが生まれ、相手に伝わりやすくなります。疑問を持ち、その解決のための努力を惜しまなければ、たくさんの『点』がつながって、美しく、豊かな布を紡ぎ出すはずです」と祝福のお言葉が述べられ、高田さんは受賞者を代表して、次のような「感謝の言葉」を述べました。
 
【「中央表彰式」感謝の言葉】
 
 本日は、高円宮妃久子殿下ご臨席のもと、このような素晴らしい授賞式を開催していただき、心より感謝申し上げます。
 この夏、枚数やテーマの制限のないこのコンクールで、私は思いの丈のすべてを原稿用紙にぶつけました。父が逮捕されたことは悔しくて悲しかったけれど、警察がなぜ父をそこまで罪人にしたいのか、私は理解に苦しみ、選挙の仕組みやルールなどを必死に勉強しました。その過程で出てきた様々な疑問や問題点が、今回の創作の原動力になっています。
 父の逮捕後、一部のマスコミ報道によって私たち家族は傷つきました。また、多くの人が悲しみ、歪曲された真実が世に出回りもしました。しかし、「表現の自由」という特権を得て、人々に理解される場を与えられたことに感謝すると同時に、この作品で文部科学大臣賞をいただけたことをたいへん誇りに思います。
 また、多くの方々のが私たち家族を支えてくださったことにも心より感謝申し上げます。人の支えが、どんな困難にも立ち向かえる勇気を与えてくれるのだということを身をもって感じた半年でした。
 文章は「言葉」であり、「言葉」は「心」でもあります。文章を扱う全ての仕事が、その「心」によってなされますように願っています。そして、私も常にそうであるように心がけたいと思います。
 今回の受賞を励みに、私は物事の本質をしっかりと見抜ける、強い意志を持った大人になって、この国を支えていけるような存在になりたいと思います。ありがとうございました。